製品へのこだわり
色、形、香り、大きさ、木目。
木には色々な顔があります。
同じ種類の木でも、
どれひとつとして同じものがありません。
人間と一緒です。
だからその個性を大事に、
木そのものの良さを活かします。
熟練技を注ぎ込んで
木のベストを引き出す
木は切られた後も生きているので、湿気などの環境により、膨らんだり縮んだりしますが、木の種類によっても、その割合は様々です。
また、木の種類や木目、切り取った位置などにより、加工するのに向き不向きの製品があります。
例えば、防カビ作用がある、ヒノキはまな板に適していますが、節があったり、木目がまな板として合わない時は別の製品へと加工します。
さぶろうおじさんは、木が持つ特質を考えて、材料の木が持つポテンシャルを最大に活かせる製品へと加工しています。
色を活かす
タモは、優しい肌色。
切りたてのヒノキは、薄っすらピンクいろ。
レンガウッドは、赤色。
ウォールナットは、渋い焦げ茶。
木には様々な色があります。
だからこそ、敢えて着色はしません。
木そのものの色を活かします。
自然のものには自然のものを
キッチン用品など表面の保護が必要な商品には、くるみオイルや柿渋、蜜蝋・ココナッツオイルからできたワックスなど、自然素材からできた保護剤を塗り込んで仕上げをします。
毎日を楽しみながら
さぶろう工務店では、どうしたらみんなが喜ぶかを考えながら、みんなの笑顔を想像しながら、のんびり、ゆっくり木と向き合っています。
だから、大量に商品を作って欲しい、急いで作って欲しいというご依頼に応えることはできません。
だけど、その分、楽しみながら、リラックスしながら作っている気持ちは必ず商品に染み込んでいるはず。
それを手に取る人が、リラックスできるように、ほっこりできるように、さぶろう工務店は独自のスタイルで創り続けます。
さぶろうおじさんのところには、全国から様々な難しい木の加工の相談が持ち込まれます。
「豪華客船の螺旋階段を木で作って欲しい。」
「昔の図面が読める人がいなくて、施工できなくて困っている。」
「大ホールに合う緩やかに湾曲した巨大な手すりを木で作って欲しい。」
どれもみんな特殊で難しい相談ばかり。
色んな所をまわりまわって、さぶろうおじさんの元へやってきます。
ちょっと変わったことができる、さぶろうおじさんがその技を楽しく注ぎ込んだのがさぶろう工務店の製品なのです。